こんにちは、ぺこりです。
今回は、雲菫(ウンキン)の元素爆発の効果である通常攻撃バフの計算式はどうなっているのか?計算式から読み取れる考察的なものとバフの恩恵が大きいキャラはどのキャラなのかというテーマで書いていこうと思います。
雲菫に関する主な情報は、下記にまとめていますので、併せてご覧いただければ幸いです。
雲菫のバフのおさらい
雲菫のバフは、元素爆発の発動で、自身の防御力と天賦Lvに依存して、パーティ全員の通常攻撃ダメージを12秒間、強化(バフ)できる効果になります。
通常攻撃は、重撃や落下攻撃は含まれないので注意です。
通常攻撃バフの受けられる回数は30回までとなっています。
12秒間で30回、通常攻撃を当てることが出来れば、バフを最大限享受することができるということになりますね。(かなり厳しめ)
雲菫の通常攻撃バフ量の求め方
まずは雲菫の通常攻撃バフ量の計算式を見ていきます。
通常攻撃バフ量は、雲菫の表示防御力×天賦倍率(ダメージアップ値)になります。
↓ステータス画面の(表示)防御力
↓天賦の詳細画面に記載の「ダメージアップ 〇〇%防御力」
↓固有天賦のダメージアップの加算もありますので忘れずに。
この値を乗算した値が通常攻撃バフ量ということになります。
これは単純に雲菫自身のバフ能力ということで、この値が大きいほど強いバフが撒けるという1つの指標としてみることが出来ます。
例として、上記の場合の通常攻撃バフ量は、
2319 × (64%+11.5%) = 約1751
ということになります。
この値がバフを受ける側のダメージ計算式に盛り込まれるということです。
バフを受ける側(攻撃側)のダメージ計算式
次にバフを受ける側(攻撃側)のダメージ計算式を見ていきます。
こちらが本題です。
バフを受ける側(攻撃側)のダメージ計算式は、
(表示攻撃力 × 天賦倍率 + 雲菫の通常攻撃バフ量) × その他のステータスや条件
になります。
“表示攻撃力 × 天賦倍率“がダメージ計算のベースになる部分ですが、これに雲菫の通常攻撃バフ量が加算され、その他のステータスや条件が乗算されます。
ちなみにその他のステータスや条件は、ダメージバフの合計や会心発生時の会心ダメージ倍率、敵の元素耐性ダウンなどの様々な要素があります。
その他のステータスや条件は、今回はあまり関係ない話で、重要なのは雲菫のバフ量がダメージ計算式上のどこに反映されるかで、雲菫の通常攻撃バフは、”表示攻撃力 × 天賦倍率”に加算されるということです。
計算式から言えること
計算式が分かったところで、計算式からどんなことが言えるのでしょうか。
バフを受ける側のダメージ計算式から言えることをまとめたいと思います。
- 雲菫のバフ量には、その他のステータスや条件が乗算される。
雲菫のバフ量は、攻撃力や天賦倍率によって影響を及ぼしませんが、会心率やダメージバフなどのステータスや敵の元素耐性の影響は受けます。
ゆえに、バフを受ける側(攻撃する側)は、会心率やダメージバフが高いキャラクターの方がバフの恩恵を受けやすいということです。 - 手数が多いキャラの方がバフの恩恵が大きい。
雲菫のバフは1HIT毎に1回分のバフが乗ります。
そのため、強い攻撃を1回当てるよりも弱い攻撃を数回当てた方がバフを複数回受けることが出来るということです。
バフの恩恵が大きいキャラクターは?
計算式から言えること①②の条件を満たしやすいキャラクターは、どのような特徴があるのか考えた結果を以下にまとめてみました。
- ①を満たしやすいキャラクターの特徴
元素チャージ効率に浮気をしないゴリゴリのメインアタッカーが該当するかと思います。このようなキャラクターは会心系を多く盛りますので、自然と計算式のその他のステータスや条件の部分が大きくなります。 - ②を満たしやすいキャラクターの特徴
キャラクターによってというよりは、武器種によって有利・不利があります。
両手剣はモーションがもっさりしていますし、長柄武器(槍)や片手剣は素早く攻撃できます。
そこら辺を踏まえて、バフの恩恵が大きいキャラクターどのキャラなのかを紹介したいと思います。
鍾離
まず一番に浮かんだのは鍾離です。
鍾離は、通常攻撃の手数が非常に多く、特に5段目で4HITし、通常攻撃1サイクルで9HITを稼ぐことが出来ますので圧倒的です。
通常攻撃1サイクルにかかる時間:2.8秒
バフ効果時間12秒以内に回数上限30回を達成できる数少ないキャラになります。
雲菫の登場時は物理型の鍾離が注目が集まりました。
1サイクルにかかる時間は、過去に以下の記事の測定したデータを記載しています。気になる方はこちらも見てみてください。
神里綾華
次に神里綾華になります。
神里綾華も鍾離と同じように通常攻撃の手数が多く、4段目で3HITし、通常攻撃1サイクルで7HITを稼ぐことが出来ます。
また、固有ステータスが会心ダメージであったり、氷元素であるために氷共鳴や氷風4セットなどで会心系ステータスを稼ぎやすく、計算式のその他のステータスや条件が確保しやすいです。
通常攻撃1サイクルにかかる時間:2.26秒
バフ効果時間12秒以内に回数上限30回を達成できる数少ないキャラになります。
タルタリヤ
タルタリヤは、断流・斬があるために手数が多く見られがちですが、通常攻撃1サイクルで7HITとなります。
時間から見てもそこまで手数が多いとは言えませんが、固有ステータスで水元素ダメージである点とそれ以外では会心系ステータスを盛って、ゴリゴリなメインアタッカーを目指すキャラであり、雲菫のバフの恩恵が活かしやすいと言えます。
ちなみに断流・斬の追撃ダメージは、元素スキル扱いで通常攻撃とは見なされないようです。
通常攻撃1サイクルにかかる時間:3.06秒
(オマケ)その他のキャラクターの検討
その他のキャラで、雲菫のバフの恩恵が多そうなキャラクターとして、胡桃と宵宮を候補として考えていました。
しかし、よく考えると、この2人は自身強化時間が短いメインアタッカーであり、雲菫バフの効果時間:12秒に対し、胡桃の強化時間9秒、宵宮の強化時間10秒と不足しており、途中でガス欠を起こし極端に火力が下がるために紹介は断念することにしました。
ちなみに雷電将軍の元素爆発による自己強化時間も7秒と短く紹介は断念です。
いくらバフを受けたとしても、元の攻撃の火力が途中から下がってしまっては本末転倒になってしまうのでしょうがないですね。
最後に
どうだったでしょうか。
計算式と共に、雲菫のバフの恩恵が大きいキャラはどのキャラなのかというのを紹介させていただきました。
雲菫自体、育成の優先度は低くなりがちな印象ですが、今回紹介したキャラクターとの組合せで、雲菫の輝かしい活躍をさせてみたいという方はご参考にしていただければ幸いです。
それでは、良い原神ライフを!